の人生 徹底攻略法

架空のゲームの攻略本。衰退した攻略本文化に敬意を払いつつ…

気象と季節

気温
 温度を数値として表すとき、『の人生™』で最も使われる単位は、「摂氏」だ。
 水が凍る温度を0、水が沸騰する温度を100と定め、その間を100分割している。温度が低ければ寒く、温度が高ければ暑い。人間の体温は36℃ぐらいだ。
 地球上の温度は一定ではない。主に、太陽光の熱によって変動する。人間が暮らしやすい温度は20℃前後。逆に言えば、0℃以下の寒い場所や、50℃以上の暑い場所では、暮らしにくいぞ。

天気
 地表は「陸」と「海」から成る。その地表とは正反対の方向にある広い空間のことを、「空」といいます。
 「空」は常に一定な状態ではなく、何種類かの「天気」がある。天気は、気温や気圧によって影響を受け、人間の都合おかまいなしに変化するから、柔軟に対応していこう。
 明日の天気は、「ゲタうらない」「動物のしぐさ」「天気予報」などの占いによって事前に知ることができる。あらかじめ天気がわかっていれば、予定が立てやすくなるから、ゲタは早いうちに入手しよう。
 天気の主な種類は以下の4つ。どんな雲がどれくらいあるかが、カギとなるぞ。
 【晴れ】 昼ならば太陽の出ている状態。空は青色に晴れ渡っている。晴れの最高ランクとしては、雲ひとつない「快晴」がある。
 【曇り】 観測者から見て、空全体が雲に覆われている状態。晴れのときよりも暗い。気温が下がることが多い。雲の密度が濃くなると、「雨」に移行する。「天使のはしご」が降りて来ることもある。
 【雨】 雲から水滴が降って来る状態。その水量や様子によって、数えきれないほどの呼び名があるけど、それは天気が好きで好きでたまらない人種が命名したものなので、気にしなくて良い。最低限、弱い雨を「小雨」、普通の雨を「雨」、強い雨を「豪雨」とだけ覚えておけば困らない。
 「雷」をともなった「雷雨」になることもある。「雷」は絶対に倒せない敵のひとつなので、無茶をするのはやめ、すみやかにヘソを隠そう。
 【雪】 気温が極度に低いと、雨が凍って「雪」になる。「雪」は、寒い地方ではなかなか溶けず、地面に積もって、移動や生活の妨げになる。投擲武器「雪玉」を無制限に製造することが出来る。

気候
 気温と降水量によって、気候が区分される。「熱帯」「乾燥帯」「温帯」「冷帯」「寒帯」に大別され、気候によって住みやすさや生息する生物の種類、文化や風習が異なってくる。
 「温帯」では「四季」があり、「春」「夏」「秋」「冬」のサイクルを1年かけて繰り返す。